
一番コストの低い、会社の作り方手順書を作りました

社畜辞めたい!
自力で、最短最安で自分の会社を作りたい!!
最小コストで会社を設立するべく、実際に会社を設立してみました!
定款等の書類作成ではfreee大先生のお陰様でスムーズに準備することができました。
しかし、役所へ行ったり銀行口座を作ったりといった場面では、その都度調べて大変でした……
それもっと早く言ってちょうだい~~、みたいなことも多くてね!!!
そこで、次の機会(?)に備え、手順書をここに書き記しておきたいと思います。

会社設立について勤務先に知られないように考えました

あと、勤務してる会社には知られたくないから、登記簿に名前が出ないようにしたい…
登記簿には、役員の氏名が記載され、誰でも登記簿謄本を取得できます。
プライベートカンパニーにしてはオーバーディスクローズだと思うのですが、そういう制度なので仕方がありません。
そもそも論ですが、副業禁止規定に抵触してしまうのはご法度、勤務先の就業規則は遵守しましょう。
将来の協業・独立を見据えながら、親や妻・友人の事業を手伝う、という整理の元、あくまで副業ではなくボランティアであることが前提であるものとしたいと思います。
ですので、名前を載せたくない自身は役員にならない前提ということはお含みおきください。
後段で実質的支配者制度とか、この辺の手当てにも言及したいと思います。
ちなみに、株主情報は登記簿に載らないので、就業規則で未公開株保有の禁止等がなければ特段問題はないかと思います。
株式会社設立の全体像
会社設立の全体像はざっくり以下の通りです。
それぞれ解説していきたいと思いますので、必要な個所だけ読んでもらえればと思います。
- 社名、事業内容、決算期、メールアドレス、電話番号の決定
- 役員となってくれる協力者探し
- 登記住所の決定(バーチャルオフィスでOK)
- 会社設立freeeに登録、情報入力
- 定款認証(←最低52,000円)
- 出資金入金
- 登記書類の提出(←最低150,000円)
- 登記後の税務署等への法人設立届出提出
- 銀行口座開設
1~8の法人設立届出関係が終わるまで大体1か月強、9の銀行口座開設に1か月要しました。
ほとんどここからスケジュールを短くするのは難しいのではないかと思います。
銀行口座開設は、もう少し上手くやれたかも知れませんが…
金額的には202,000円が最小金額です。
その他細かい書類の発行手数料みたいなのは多少ありますが。
これもやってみてわかったことですが、税務関係は後々一人で処理できなくなると思いましたので、9番以降顧問税理士さんを付けています。
余程自身がない限りは、費用として見込んでおいた方がいいでしょう(安くて決算時に15万~20万くらい)。
1. 社名、事業内容、決算期、メールアドレス、電話番号の決定
社名は大体既に心に決めたものがあるかと思いますので、それで!(なんでもいい)
事業内容は、ここではざっくりでもいいですが、後々定款に記載することになります。
定款の作成に際しては、freeeを使用しますが、事業内容をプルダウンで選べばいい感じの文言にしてもらうことができます。


決算期については、税金手続の事務に追われるので繁忙期を避けたり、納税にともなう資金ショートを避けたりと、考えるべきこともいくつかあります。
ただ、将来的に決算期変更は可能ですし、立ち上げたばかりの会社であればそこまで考え込む必要はないと思いますので、好きなタイミングにしましょう。

事業内容は、許認可事業ではなく、将来やりそうだなあと思ったのを幅広に採用。
決算期は、税理士さんが他の会社とまとめてやるのがラクらしいので、無難に3月末にしました!
メールアドレスについては、この後からいろいろなところに登録していくわけですが、、、
最初から会社用のアドレスを持っておいた方がいいです!!
後からどのサイトがどのメールアドレスで登録したのか忘れちゃいますからね、マジで!
最低でもgmailみたいなフリーメールでいいので、何か取っておきましょう。
電話番号についても登録する機会が多いので、早めに会社用の番号を取得しておくことをお勧めします。
電話番号と言っても、IP電話で十分かと思いますので用意するようにしましょう!
2. 役員となってくれる協力者探し
本当に信頼できる人にしましょう。
また、会社設立後に社会保険の話が出てくるのですが、今回想定しているようなパターンだと社会保険に敢えてここで入ろうというインセンティブは働かないかと思います。
役員報酬が極端に少ない(数万円程度。代表取締役であれば無報酬)または、非常勤ということであれば社会保険の対象とはならずに済むようです。
協力者探しの際の条件設定として、念頭に置いておきましょう。
しかし一方で、主に中小企業では名前だけ役員として登記されているような名目上の役員がいることも事実です。このような人まで社会保険の加入対象とする(逆に言えば社会保険の恩恵を受ける)のは公平性に欠けるため、非常勤役員であれば社会保険の対象になりません。
コンパッソグループ・コンパッソ税理士法人「社会保険に加入しなくても良い役員の判断基準」
(中略)
代表取締役は当然「会社の業務執行権を有しているかどうか」「役員会への出席の頻度」を満たしていると考えられるため、いかに報酬が少なかろうと(無報酬でない限り)社会保険の加入対象となります。

代表取締役を無報酬、実際に事業のために手を動かしてくれる友人には報酬あり・非常勤役員という整理にしました!
信頼できるとは言え、喧嘩したりその人が死んじゃったり何が起こるかはわかりません。
そこで、創業メンバー株主間契約書を用意しておいて、万が一の際の取り決めを書面で残しておきましょう。
参考になる雛型を、AZX様が公開しているので、これをベースに契約書を締結しておくことをお勧めします。
創業メンバー株主間契約書
https://www.azx.co.jp/modules/docs/index.php?cat_id=35
AZXは、ベンチャービジネスに対する強力な支援の一環として、皆様に有益と思われる基本的な書式/雛型を、本サイトにて公開しております。随時充実を図っていく予定ですので、是非ご活用下さい。
3. 登記住所の決定(バーチャルオフィスでOK)
4番以降の定款、登記書類に記載する会社の住所が必要になります。
この住所によって、今後実際に書類授受のために訪問する必要がある管轄役所が決まります。
実家が遠方にもかかわらず、住所を実家に設定してしまうと後々大変ですので要注意です。
『バーチャルオフィスでもOK』と書きましたが、何でもいいわけではありません。
バーチャルオフィスというだけで、銀行口座の開設が難しい場合があります。
バーチャルオフィスの運営側で「銀行から入居してる法人宛てに封筒が良く来るから大丈夫♪」と言っていても、それ、口座開設お断りのご案内だったりしますから!!
周りでバーチャルオフィスの利用者がいれば、銀行口座の開設状況とセットで聞いて、選択しましょう。

9.銀行口座開設のところで説明しますが、少々苦労しました・・・
いいバーチャルオフィスがあったら教えてください!!
4. 会社設立freeeに登録、情報入力
ここからは会社設立freeeを利用していきます。
freeeにデータを打ち込めば、無料で登記完了までに必要な書類を大体作ってくれます!(スゴイ)
画面に従って必要な情報を入力していきましょう。
最後に会社の印鑑を注文しましょう!ということで、印鑑の購入を勧められますが、freeeで買う必要は全くないです。
freeeだと一番安い印鑑が柘製15,900円ですが、5,000円くらいで売ってますので!!
でも、7. 登記書類の提出で必要になりますので、今のうちに「実印」「銀行印」「角印」の法人印鑑三点セットは揃えておきましょう!

ここまで終わったら、「登記手続きに進む」をクリック!
5. 定款認証
定款認証は、株式会社設立で必要な制度になります(合同会社では不要)。あまり意味がないようにも思えるので早くこの制度は滅んでほしい
大まかな流れは以下の通り
・freeeでできた自動的に出来上がった定款を確認
・定款と必要書類をfreee経由で行政書士へ提出
・行政書士の方で定款認証作業(内容の確認とかの後、公証役場とやり取り)
・公証役場に認証済みの定款を受け取りに行く
順を追ってみていきましょう。
freeeの画面の指示に従って入力していきます。

①定款の認証方法を選びましょう
余程の理由がない限り、電子定款を選びます。
ここで 会計freeeの年額契約を行うことで、行政書士への依頼費用(5,000円)が無料になります。
(⑤でかかる手数料です)
特に経理システムに拘りがあれば別ですが、freeeの会計ソフトもかなり使いやすいのでおススメです。
②定款を受け取る公証役場を決めておきましょう
会社の住所から、選択できる公証役場が限定されていますので、基本的にデフォルトで選択されている公証役場を選択したままにしておきます。

③の確認が終わったら、
④電子定款に必要なファイルをアップロードしましょう
ここで、「実質的支配者となるべき者の申告書」というものが出てきます。

まあ、今回のようなサラリーマン起業も、私が実質的支配者みたいなもんでしょ
と思って、上の画像の通り丁寧にこの申告書を提出したのですが、
行政書士に提出する際の備考欄で経緯を説明したところ、
『実質的支配者となるべき者にあたらない』
ということでした!
なので、基本的に今回のようなケースでは、実質的支配者となるべき者の申告書は不要なようです。
ちなみに、銀行口座開設のときにも同じことを確認されることになります。
Q〔法人口座〕 実質的支配者申告書に記載する「実質的支配者」とは、どういったことを指すのでしょうか?
住信SBIネット銀行
実質的支配者とは、法人の事業活動に支配的な影響を有すると認められる地位にあるかたのことです。
「犯罪による収益の移転防止に関する法律」により、お客さまに確認することが義務付けられており、法人の業態により、どなたが実質的支配者となるかが異なります。
実質的支配者は個人のかたとなりますが、国、地方公共団体、上場企業とその子会社は個人とみなします。
信託銀行が信託勘定を通じて25%超の議決権等を有する場合や、病気等により、法人のお客さまを実質的に支配する意思または能力を有していない個人のかたなど、「事業経営を実質的に支配する意思又は能力を有していないことが明らかな場合」は、実質的支配者に該当しません。
https://help.netbk.co.jp/faq_detail.html?id=2680
⑤電子定款の依頼状況を確認する
ファイルを提出した後、行政書士ごとに異なるかと思いますが、 1日、2日程度で行政書士から連絡メールが来ます。
行政書士はfreeeの方で斡旋しているのでしょう、こちらから選ぶことはできません。
①で会計freeeの年額契約をしていれば、ここでの手数料が無料になります。

私の場合は、Googleフォームが送り付けられてきて、freeeで入力したことを改めて入力させられた後、5営業日待機しててね!と指示を受けました。
全部終わって認証済み定款がアップロードされた連絡とともに、公証役場のご担当者を教えてもらえます。
行政書士サイドで手続きが終わると、認証済み定款がダウンロードできるようになっています。かなりシャビ―な電子印が、定款ファイルの末尾に押されていることでしょう。

⑥公証役場で認証済みの定款を受け取りましょう
持ち物リストに書いてある書類を用意します。
まあ、実印はなくてもOK
定款は行政書士の認証済み定款を印刷して袋綴じをします。
普通の袋綴じと変わらないのですが、仰々しく綴じ方の動画まで存在しますので一応確認しておきましょう。
委任状はfreeeの方で自動的に出来上がったものをダウンロードすればOK

2,3日前に公証役場に電話して、⑤で教えてもらった公証役場の担当者の名前を告げて予約していけば、30分程度で全ての手続きが終わるっぽいです。
私は、行政書士さんが書類のミスをしていたようで、公証役場の方で行政書士に連絡を取って修正するなどしてバタバタしたので1時間くらいかかりました。
現金約52,000円はしっかり取られます。
ちなみに内訳はこちら
種別 | 数 | 金額 |
電磁的記録の認証 | 1件 | 50,000円 |
書面の交付による加算額 | 5枚3件 | 300円 |
同一の情報の提供 | 3件 | 2,100円 |
電磁的記録の保存 | 1件 | 300円 |
合計 | – | 52,700円 |
紙の定款は、登記申請用と会社保管用で最低2通必要になります。
私は余分に1通多めに、計3通請求しておきました。なのでちょっと請求金額が高い。
余分に取った1通の出番はちなみにこれまで、ないです!!!
6. 出資金入金
出資金の入金は、5の定款認証が終わった以降の日付に行うことが必要となりますので要注意。
この段階では会社はまだ未登記で銀行口座も作れないので、発起人のうち一人の個人口座に振り込むことになります。

既存の口座残高はそのままで入金しても良いようですが、気持ち悪いので一応全て出金してから定款に記載した出資金の通り入金してもらいました。

7. 登記書類の提出
ここまでで用意した定款や出資金入金証明の通帳コピー等も含め、登記書類を準備します。
登記書類は、入力したデータからfreeeで自動的に作ってくれます。

設立登記書類たくさんありますが、自分で作業するところは少ないので 、
freeeで作業してて良かった!!と思う瞬間


多くの書類を一つの冊子に綴じ込みますので、やや煩雑ですが、ガイドを見ながら丁寧に作業しましょう。
設立登記書類の綴じ方ガイド
freee https://k.secure.freee.co.jp/pdfs/registration_guide.pdf
書類の準備が出来たら、会社住所から特定される法務局へGO!
書類を提出したら、登記完了予定日(1週間後くらい)を確認して退散。

東京法務局本庁の場合、3階に行きます。
広い空間に入るとたくさんの受付がありますが、入ってすぐ右手の方に印紙の販売所がありますので、そこで15万円払って印紙を購入。
登録免許税納付用台紙に貼って、広い空間に入ってきたときの正面の受付に、書類を持っていきます。
その場であまり確認はされず、「登記完了予定日のお知らせ」と書かれた紙をもらって帰ります。
所要時間20分程度。
登記完了予定日まで、何も連絡がなければ登記完了です!!
8. 登記後の税務署等への法人設立届出提出
何も連絡がなければ、安心して登記完了予定日以降、再度法務局へ行きましょう!
次の書類を受け取りに行きます。
- 印鑑カード
- 登記事項証明書(5枚程度もらっておきましょう)
- 印鑑証明書(5枚程度もらっておきましょう)
登記事項証明書と印鑑証明書を多めにもらっておくのは、この後の税務署等への届け出の他、各銀行口座の申込みにも利用するためです。かなり多めに書きましたが(笑)


東京法務局本庁の場合、印鑑カードを入手してしまえば登記事項証明書も印鑑証明書も機械で発行できるので、freeeの持ち物リスト書類のうち、印鑑カード申請書しか使わなかったです。
登記事項証明書は印鑑カードすらいらないのだけれど。
印鑑カードを作るのは少し時間がかかるので、所要時間30分程度は見ておきましょう。
法務局から戻ってきたら、
⑫登記事項証明書に記載された設立日を登録しましょう
終わったら、「設立日を変更する」をクリック!!
ここからは次の3か所を順繰り訪問していきます。
- 年金事務所
- 税務署
- 都道府県税事務所
年金事務所は、設立してから5日以内に新規適用届を出さなければならず、かなり慌ただしい。
「2. 役員となってくれる協力者探し」で言及した通り、社会保険への加入が必要な者がいなければいいが、既に従業員がいる場合等は手続き漏れがないように注意しましょう。

税務署に提出書類は多岐にわたるが、時間の猶予があります(設立から2か月以内)。
ただし、税務署に提出する「法人設立届出書」に受付印を押してもらったものは、銀行口座開設の申し込みに必須(コピーを使う)なので超重要!!!
税務署の担当者がよく分かっていないと、受付印を押した法人設立届出書を返却してもらえないので、絶対に返却してもらうのを忘れないようにしましょう。

書類の内容が若干難しくなってくるけど、記載要領を見ながら早めに「法人設立届出書」に受付印を押してもらった書類を確保したいところ。
銀行口座の開設審査は結構時間がかかりますのでね……
ぶっちゃけ、税務署に持っていく書類に関してはfreeeをあまり頼れません。
国税庁が公表してるフォーマットがPDFだからね!!
なので、必要書類については所轄の税務署のホームページに従ってもらいたい。
参考までに私が参照していたリンク先を記載しておきます。
いずれも国税庁ホームページへ飛び、 ページ中段から、1ページ目が書面フォーマット(これはfreeeからダウンロードできるものと同じ)、2ページ目が記載要領になっているPDFファイルをダウンロードできます。
法人設立届出書
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/hojin/annai/1554_2.htm
青色申告の承認申請書
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/hojin/annai/1554_14.htm
給与支払事務所等の開設・移転・廃止の届出
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_11.htm
源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_14.htm
株主名簿と貸借対照表の簡単なフォーマットをExcelで作成しているので、ここに置いておきます。

都道府県税事務署も設立から2か月以内に行けば良いので猶予が結構あります。
届出書類のフォーマットは都道府県によって異なるようなので、所轄の主税局のホームページを確認しましょう。
参考までに、東京都主税局のホームページはこちら
http://www.tax.metro.tokyo.jp/shomei/index-z1.html

納税者の実務的には急ぐ理由がないので、忘れていたら少し期限を過ぎてしまい、めっちゃ謝りながら都税務署行ってきました。。。
都税務署の職員の方は優しかったです。

更に、freeeの画面では、公庫の創業融資の案内がでているかと思います。
利用を検討する場合には任意で使ってみるのもいいかもしれません。
9. 銀行口座開設
最後に、法人用の銀行口座を作ります。
口座開設手続きの際、 会社設立freeeで入力したデータを飛ばして埋めてくれる提携金融機関が5行ピックアップされています。
これら5行を申し込むのは良いけど、それだけじゃダメです。

どこの銀行も、書類を送ってから審査には2週間程度かかります。
この間、銀行口座がないのは事業上結構な痛手です。
銀行の審査は想定以上に落とされるので、なるべくいろんな銀行の口座開設を早いタイミングで申し込みましょう!!
想像以上に、口座開設審査は厳しいものと心得てもらいたい…
特に、バーチャルオフィスを利用している場合、それだけで審査に落とされるリスクがある(受付してくれた銀行員談)。
バーチャルオフィスでなくても、出来立ての会社は得体が知れないし、すぐに良からぬ目的で会社を利用されかねないと懸念するわけです。
特に、2018年11月の犯収法施行規則の改正や、2019年4月の金融庁ガイドラインの改正等、足元の当局による規制が厳しくなっていることもあり、これまで法人口座を作るのが比較的容易であったケースでも、今は難しい場合も多くなっているようです。
良いことだと思いますが。。。

私は、freeeで指定の5行に申し込んで2週間ウキウキで待っていたら、全て落とされ、慌てていろいろな銀行の口座開設申請を始めました!!!
銀行法人口座については以下のブログ記事でも書かせて頂きました!
申込の際は、会社概要資料を作りこむこともおススメです。
別に融資を受けるわけではないので、利益計画や資金繰り表を用意する必要はありませんが、その会社がどんな事業をしているのか、どんな事業をして行きたいのかが明確に分かる資料を用意すべきでしょう。
私は大体5,6枚スライドを用意して、少なくとも以下がわかるようにしました。
- 会社基本情報(社名、所在地、代表者、設立年月日、資本金、連絡先、etc)
- サービス内容
- サービスの特徴
- サービスのユースケース
- サービスの将来的な展望
会社概要資料を作り込んだ甲斐もあってか、追加で申し込んだ中で「GMOあおぞらネット銀行」だけが口座開設の承認をしてくれました!!!
ありがとう、GMOあおぞらネット銀行!!!!
ネットの風評を調べていると、かつてはネット銀行や、金融庁管轄ではなく総務省管轄となるゆうちょ銀行の口座開設審査は容易にパスできたようですが、昨今ではどこも厳しい様子です。
どうしても銀行口座が開けないときは、店舗のある都市銀行であれば、担当者と窓口で実際に面談を通じて口座開設できることもあるらしく、コミュニケーションや事業説明に自信があれば都市銀行の利用も検討するといいかも知れません。
ただし、ネット銀行より手数料が高いので、ネット銀行も優先的に口座開設の手続きを進めることをお勧めします。

以上、みなさんの参考になれればうれしいです♪
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